11月30日(金)、特養で看取り介護中の中田正雄さんとご家族と一緒に、外出をしてきました。
中田さんは、以前より「自宅に行きたい。」と希望しておられました。
その想いを叶える為に、主治医、看護師、介護職員で念入りに計画を立て、ご家族に帰宅外出を提案しました。
ご家族からは「本人が『墓を見に行きたい。』と話していたので是非お願いしたい。家の前や墓の前から見るだけでも、喜ぶと思う。」との返事があり、ご家族と一緒に日程を調整し、お墓参り・自宅への外出をする事になりました。
自宅へ行った際に一緒に庭を見て、「綺麗に手入れされていますね。」と声を掛けると「そうか。」と笑みを浮かべられたのが印象的でした。
自宅を後にする際に、ご家族より「体調を崩して心配していたが、元気になってきて、家に連れて来てもらえて良かったです。ありがとうございました。」との言葉ありました。
中田さんからも「ありがとう。」と言われ、今回の外出支援を計画して良かったな。と心から思いました。
看取り介護に限らず施設に入所したから、外出は難しいかな?と思っておられる入居者・ご家族さんに対して、ながれすぎ光風苑では外出する際のサポートがある事を伝え、安心して出掛けられる体制作りを進めていきたいと思います。