3月5日(火)に特養なのはなフロアで、3月から看取り介護を行っている杉本しでさんと娘さんと一緒に自宅への外出支援を行いました。
今年の正月に「娘さんより自宅に連れて行ってあげたい」との希望がありましたが、その時は杉本さんが風邪気味の為、断念する事になりました。その時の事を思い、看取り介護の説明時に、なのはな職員と看護職員から自宅への外出支援を提案しました。娘さんから「そんなことまで、配慮して頂けるんですか?ありがとうございます。嬉しいです」との返事があり、自宅へ外出する事になりました。
自宅への外出時、杉本さんは眠っておられましたが、当苑に入所される前の写真を見せていただいたり、ご自宅で生活しておられた時の様子を娘さんから聞かせていただく事が出来ました。娘さんからは「寝ていても、長年住んでいた自宅の空気を感じてもらえただけで良かったです。ありがとうございました。」との言葉がありました。娘さんからの感謝の言葉をいただき、同行スタッフは介護職員としてのやりがいを感じる事が出来ました。
ながれすぎ光風苑スタッフ一同は、娘さんと一緒に杉本さんの生活を最期の時まで全力で支えていきます。