2月23日(土)山室中学校の中学1年生と2年生合わせて45名、先生4名の方が来所され、養護の利用者さんと交流を行いました。
まず初めに、生徒さんより「ふるさと」と「世界に一つだけの花」の合唱を披露して下さり、利用者の皆さんも口ずさんでおられました。
歌の披露の後は、「工作」「童謡」「バンパー・輪投げ」「お話し会」に分かれて交流しました。
工作では、「リップルボード」という紙を使ってひな祭りの飾りを作りました。
利用者さんが学生さんに「こうしたら良いよ!」と教えておられたり、学生さんが利用者さんに「こんな感じはどうですか?」と声掛けしながら作品を作られました。
童謡では、春にちなんだ曲を歌いました。
「背くらべ」など懐かしの曲は利用者さんにマイクを持ってもらい、学生さんの中には初めて聞いたという学生さんもおられました。
最後に、「こきりこ節」を利用者さんの演奏する「ささら」に合わせて、「デデレコデン♪」とかけ声を出して楽しみました。
バンパーでは利用者さんがやり方やルールを教えて下さり生徒さんも熱心に聞いておられ、その後のゲームを一緒に楽しんでおられました。
その横で輪投げも行われ生徒一人一人に自己紹介をして頂きました。
利用者の方が1等賞になり女子生徒は上手に入れ男子生徒は苦戦という結果になりました。
また、今年は交流会の新たな試みとして『お話し会』を開催し、利用者さん5名、学生さん7名が参加されました。
最初は緊張の面持ちだった参加者のみなさん。
まずは自己紹介からスタート... 徐々に表情もほぐれ笑顔が♪ 互いの学生時代の話、やっていたスポーツの話など、世代での違いが見えてきました。
視覚障害をお持ちの利用者さんからは、町で障害を持つ方に出会ったらどのように接してほしいか、など普段あまり聞く事のできないお話もあり、学生さんも聞き入っていました。
今後も世代間の交流や、地域とのつながりを大切にしていきたいと思える『お話し会』となりました。
利用者の皆さんは、普段あまり接することのない若い世代とふれあえる貴重な機会を持つことができ、素敵な笑顔が溢れていました\(^o^)/