消防署との救急連携訓練を行いました。

 近年、福祉施設からの救急要請が増えていることから、救急技術の向上と、施設職員との連絡体制の強化を図りたいと富山消防署東部出張所より要請があり、9月8日に救急連携訓練を行いました。 


s-s-CIMG2809.jpgまずスライドをみながら、富山市消防局の出動態勢、救急隊員到着時に伝えるべき情報、救急隊員の活動の妨げにならないようにしつつ施設職員が協力すべき事柄について研修を受けました。 

次は、人形を使っての心肺蘇生法と気道に詰まった異物除去の方法を教えてもらい、実際に施設の職員も体験しました。 

 

s-s-CIMG2815.jpg

最後に本日教えてもらった事を踏まえて、集会室で利用者が気道に異物を詰まらせたことを想定し救急車要請の訓練を行いました。施設職員が異物を除去しつつ、心臓マッサージを行い救急隊員の到着を待ちます。隊員到着後は利用者の状況を伝え、その間も交代で心臓マッサージを継続し、救急車送するところまでを行いました。

訓練中は職員全員が緊張感を持って取り組み、救急活動の重要性をあらためて考える事が出来ました。 一度の訓練では、一連の行為を参加した職全員が完璧に行うことは難しかったですが、必要な時に対応できるので、このような共同訓練を今後も行っていきたいと思いました。