介護施設では防火訓練を実施し、消防機器の取り扱いや避難誘導に問題がないかと検証しておく必要があります。
9月12日、訓練の想定は日中に『よつばフロアーの洗濯場から出火した』として、消防署への通報、初期消火、避難誘導の訓練を行いました。
まず、火災探知機が熱を感知し、施設ステーションに備え付けてある受信機が反応して、館内に「火元を確認」とアナウンスが流れます。介護スタッフが緊張した面持ちで、消火器を携帯し、出火場所の確認と初期消火を行います。
訓練では火の勢いが激しく、消火器、屋内消火栓(実はこの機器がすごい!物凄い水量を一度に放水出来ます)を用いても鎮火に至らず、
介護スタッフが協力し、ご利用者さんを出火区画から遠ざけて防火扉を締めて、より安全な隣接区画に誘導します。今回訓練に参加するスタッフには、ヘルメットとゼッケンを着用し、より厳しく緊張感のある訓練になりました。
『備えあれば憂いなし』
検証の結果、スタッフの動きに問題点はなかったと考えていますが、消防機器の取り扱いについては訓練に参加していないスタッフにも十分に周知を行う必要性を感じました。また、熊野拠点のスタッフの誰もが『万が一』に備え機器を使えるように、訓練を動画で撮影したので、それを活用していきます。
実際に火災が発生した時に落ち着いた行動をとれるように。次回は来年3月に、消防隊員も参加する訓練を予定しています。
くまの光風苑 M.Sより