来年度に向けての活動報告

 光風会の全ての事業所管理者らが2月20に法人本部に集まり、平成27年度の事業計画に対しての各事業所の進捗状況の報告と、次年度の光風会経営方針に沿って行う活動の目標を確認し合いました。

 光風会の経営方針は、福祉制度の改正や社会情勢の変化、そして地域の福祉ニーズの変化に柔軟に応えるために毎年定めております。 来年度の目標として、『高齢になっても住み慣れた地域で生活できるまちづくり に貢献するとともに、高齢者一人ひとりの状態の変化に対応した包括的・継続的なサービスを提供し、その人らしい生活を送れるよう支援する。』とし、その方針に沿い全事業所が一丸となって進んで行くこととしています。 

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 また、当日は臨床心理士の密田博子先生の講義を拝聴しました。講義では厚生労働省の方針として、個々が抱えるストレスについて、自らその状況についての気付きを促し、メンタルヘルス不調のリスクを低減させる職場を築くようにと示されており、事業所管理者らは、スタッフの心の変化に気付く役目があるとの説明を受けました。人手不足が問題となっている介護分野において、せっかくこの業種に志しを持っているスタッフが、何らかの理由からストレスを感じ、仕事を続けることを断念することのないよう取り組んでいく必要性を強く感じる密田先生の講義でした。

 

 最後にこの日に発表があった、にながわ光風苑こもれび2丁目で実践している『ミッケルアート』についてご紹介します。にながわ光風苑こもれび2丁目では認知症の回想療法として『ミッケルアート』を行っています。『ミッケルアート』とは、昭和の家庭や街並みや遊びが描かれた絵を通じて、スタッフがご利用者に問いかけることにより、ご利用者の生活、家族に対しての想いを引き出すに効果があると言われています。また昔の生活の様子を思い出すことが出来たご利用者は精神的に落ち着き、認知症の周辺症状の緩和にもつながると期待されています。実際にこもれび2丁目で行った3カ月間で効果が現れたご利用者がおられました。この『ミッケルアート』の発表は、光風会他事業所によい刺激と波及効果を促すと予想しています。

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 このように光風会は、地域に必要とされる社会福祉法人であるようにと経営方針を定めて実現を目指し、新しい介護の方法を学び合う風土を高めています。またこの過程の中で、共に働くスタッフ一人ひとりの人生もより良い方向に導かれるようにと考えております。